── 「I want to」で生きる ──
幸せを感じる仕組みがある
以前の記事で、
「幸せは人それぞれである」
というお話をしました。
では、その幸せは、
どうやって感じられるのでしょうか。
実は人は、
「やりたい」
と思っていることに向かうとき、
同じ行動でも軽く感じやすくなります。
反対に、
「やらなければならない」
だけで動いていると、
同じ行動でも重たく感じやすくなります。
人は「したいこと」で動くと満たされやすい
たとえば、こんな場面を想像してみてください。
家でくつろいでいるときに、
「ちょっとコンビニで醤油を買ってきて」
と頼まれたとします。
本当はまだゲームをしていたい。
少し面倒だなと思いながら、
外に出ることになります。
たとえ天気が良くても、
足取りはどこか重いかもしれません。
一方で、
“欲しかった商品が近くのコンビニにある”
と知ったときはどうでしょう。
ゲームを中断してでも出かける。
急いで着替えて、
気づけば足早に向かっている。
同じ道なのに、
感じ方はまったく違います。
違いを生んでいるもの
この違いは何でしょうか。
それは、とてもシンプルです。
自分がしたいと思っているかどうか。
行動そのものは同じでも、
その意味づけが違うのです。
人は、
「やらされること」よりも、
「自分で選んだこと」に向かうとき、
満足感や充実感を得やすくなります。
結果だけではなく、
その過程そのものが違って感じられるのです。
「I want to」という軸
ここで大切になるのが、
I want to
(私はどうしたいのか)
という視点です。
何かを選ぶとき、
「正しいか」より先に、
「自分はどうしたいか」を確認してみる。
それだけで、
物事との向き合い方は少し変わります。
「should」と「must」
私たちは普段、
「〜すべき」
「〜しなければならない」
という考え方に強く影響されています。
学校でも仕事でも、
「これをやりなさい」
「こうあるべきだ」
と言われる場面はたくさんあります。
もちろん、必要なこともあります。
ただ、それだけで生きていると、
できて当たり前。
できなければダメ。
という世界になりやすい。
そうすると、
できても安心。
できなければ不安。
という、
プラスにはなりにくく、
マイナスを避け続ける形
になりやすいのです。
こうなってしまうと、
満たされる感覚が生まれにくくなります。
「I want to」に戻してみる
ここで、
大きく人生を変える必要はありません。
まずは、
「自分はどうしたいんだろう?」
と問い直してみるだけで十分です。
たとえば、
「勉強しなきゃ」
ではなく、
「何を知りたいんだろう」
と考えてみる。
「運動しなきゃ」
ではなく、
「どんな自分になりたいんだろう」
と考えてみる。
小さなことでも構いません。
少しずつ、
「I want to」に近づけていく。
すると行動は、
「やらされるもの」から、
「自分で選ぶもの」へと
変わっていきます。
おわりに
幸せに近づく方法は、
必ずしも頑張ることとは限りません。
むしろ、
「自分はどうしたいのか」
を思い出すことなのです。
「すべて、”したいこと”だけで生きる」
のは難しくても、
「すべての中に、”したいこと”を見つける」
ことはできるかもしれません。
そうでなくとも、
少しずつ「I want to」を増やしていけば、
日々の重さは「割引」になってきます。
次の記事では、
私たちがなぜ
「自分のしたいこと」よりも、
他人の期待や評価を優先してしまうのか。
そんな
「他人軸」の思考
について見ていきます。
ここに灯した言葉を読んで、
もう少し火にあたっていこうと思われたら、
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