あなたの幸せは、あなたしか決められない

「違うこと」は、当たり前のはずなのに

前回の記事では、
「はみ出した人」が世界を動かしてきた、という話をしました。

つまり、
「人と違うこと」そのものには、
価値があるということです。

では、その“違い”は、
私たちの日常ではどう扱われているのでしょうか。


好きなものは、人それぞれ違う

少し身近なところから考えてみてください。

好きな食べ物。
好きな音楽。
好きな芸能人やキャラクター。

これらが、
全員まったく同じになることは、ほとんどありません。

甘いものが好きな人もいれば、
苦手な人もいる。

静かな場所が好きな人もいれば、
にぎやかな空間で元気になる人もいる。

つまり私たちは、
「好みが違うこと」を、
本当は自然に知っているのです。


では、「幸せ」はどうでしょうか

ここで、
もう一つだけ問いを変えてみます。

「あなたにとって、幸せとは何ですか?」

この答えも、
本来は人それぞれ違うはずです。

けれど不思議なことに、
幸せの話になると、
私たちは急に「正解」を探し始めます。


なぜか「正しい幸せ」を探してしまう

ちゃんと働くこと。
結婚すること。
周りと同じように生きること。

もちろん、
それらが幸せな人もいます。

でも、それは
“みんなに共通する正解”
とは限りません。

それなのに私たちは、

「こうするべき」
「これが普通」
「みんなこうしている」

そんな基準を、
いつの間にか
“自分の幸せの基準”
として使ってしまうことがあります。

すると、

本当は何が心地いいのか。
どんな時間に安心するのか。
どんな生き方をしたいのか。

そうした「自分自身の感覚」が、
少しずつ見えにくくなっていきます。


理解されないこともある

中には、

「その感覚、分からない」
「普通はこうでしょ」

そんなふうに言われた経験がある人もいるかもしれません。

でも、
理解されにくいことと、
間違っていることは、
同じではありません。

大切なのは、
周りに合わせて“正しい幸せ”を演じることではなく、

自分が、
どんなときに安心できるのか。
どんな時間に満たされるのか。

そこを少しずつ知っていくことです。


他人の価値観で、自分の人生を決めなくていい

もちろん、
人を傷つけたり、
誰かを踏みつけにする形は別です。

でもそうでないなら、

何を好きになるか。
どんな働き方を選ぶか。
どんな距離感で人と関わるか。

そこには、
もっと自由があっていい。

幸せは、
「正しい答えを当てること」ではありません。

自分に合う形を、
少しずつ見つけていくことです。


「違う自分」を認めることから始まる

ここまでの話をまとめると、

人はそれぞれ違う。
違いには価値がある。
そして、
幸せの形も、人によって違う。

ということになります。

つまり、

「自分は、人と少し違っていてもいい」

これを認めることが、
幸せを考えるスタート地点なのです。


おわりに

私たちは、
つい「正しい人生」を探してしまいます。

でも本当は、
人生にも幸せにも、
共通の正解があるわけではありません。

大切なのは、
“誰かの幸せ”を真似することではなく、

「自分は、どう生きると心地いいのか」

を少しずつ知っていくことです。

では、
その「自分にとっての幸せ」は、
どうやって見つけていけばいいのでしょうか。

次の記事では、

人が幸せを感じる仕組みと、
「どうすれば、自分の幸せに近づけるのか」

について、
もう少し具体的に見ていきます。



ここに灯した言葉を読んで、
もう少し火にあたっていこうと思われたら、
こちらへ…

▶︎ 灯のそばで、ひと休みする

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