WCDサーキット

ライフハック

〜答えが出ないときでも、自分で道筋を見つけて進むための回路〜


はじめに|「前に進みたい人」へ

人生には、不安という前の見えない暗闇がつきものです。

  • このままでいいんだろうか?
  • どうするのが正解なんだろう?
  • みんなはどう思ってるんだろう?

こんな不安が尽きることはありません。

でも、未来は見えません。
「人生における絶対の正解」を教えてくれる人もいません。
人の心の中も見えません。

つまりこれらは、
答えの出ない問いをずっと繰り返している
だけなんです。

その無限ループから抜け出す方法がWCDサーキットです。
これは、不安を消すための理論ではありません。
自己啓発や、成功法則でもありません。

不安を抱えたままでも、
必ず「答えを作り、行動できる状態」に戻るための回路です。

今、不安の暗闇で押しつぶされてしまいそうな人も、
そこまで苦しくはないけれど、迷っている人も。

自分らしい道を選び続けたい人のための思考の技術です。


WCDとは何か|答えのある問いかけから行動を生み出す循環

WCDは、次の3つの要素から成り立っています。

  • W(Want):自分はどうしたいのか
  • C(Can):どうすればできそうか
  • D(Do):実際に試してみる一手は何か

不安や迷いの多くは、未来や他人軸など、
答えの出ないことが思考の中心になっていることで生まれます。

WCDサーキットは、
それらを「答えの出る問いかけ」に変え、
回せる形でつなぎ直す思考循環モデルです。

順番は固定ではありません。
どこから入っても、
答えと行動に近づけるようにできています。


Want|義務でも他人でもない。「自分は」どう「したい」か

WCDで扱うWantは、
義務でも、常識でも、他人の期待や他人への期待でもありません。

  • やってみたい
  • 向かってみたい
  • こちらを選びたい

I want to ~
この形を、できるだけ大切にします。

「正解は何か」「何をすべきか」「どうしてもらいたいか」
などから考えると、思考はすぐに重くなります。
WCDは、自分の望みを主語に戻す回路です。

例えば何か食事をするとき、
「何を食べるのが正解だろう?」
「あの人にはアレを食べてもらいたい」
などから考えるとしたら、ずいぶん不自然です。
「自分は何を食べたいか」で考える方が自然だし、
きっと美味しく食べられます。

Wantがはっきりしないときもありますが、
その場合は、無理に探さなくて大丈夫。
ちゃんと解決する方法があります。


Can|「問い」で、Wantへの道筋を具体的にくみ上げる

Canは、
単に現実的かどうかを判断する段階ではありません。

Canの役割は、
Wantに向かう具体的な道筋が見えるようにすることです。

  • How can I ~?
    (どうすればできそうか)
  • How much can I ~?
    (どれくらいならできそうか)
  • Where can I ~?
    (どこでならできそうか)
  • When can I ~?
    (いつならできそうか)

こうして考えることで、
ぼんやりした望みは
現実の道筋に変わっていきます。

ここで大切なのは、
「絶対確実」を求めすぎないこと。

確実性を追いすぎると、
選択肢は増え、不安も増えてしまいます。

また、Wantが分からないときには、
Canから考え始めても構いません。

  • 何ならできそうか
  • どんな方法なら使えそうか

Cを動かすことで、
あとからWが立ち上がってくることもあります。

例えば「何を食べたいかわからない」ときには、
「何だったら食べられそうか」
「今から食べられるお店はどこか」
などで考えたりしますよね。
実はとてもシンプルなことなんです。


Do|行動で確かめ、前に進む

Doは、
決断のゴールではありません。

仮に置いたWとCを、
現実で確かめるための小さな一歩です。

  • 少しやってみる
  • 試してみる
  • 実際に触れてみる

人の脳は、
具体的な行動に注意が向くと、
不安との距離が自然に生まれる仕組みを持っています。

どんなに小さな行動でも、
「やってみる」こと自体が
不安を軽くし、前進につながります。

Dの結果が自分の思う通りでなくても、

  • もう一回Dを試す
  • 別のCから考える
  • 別のWから考える

のいずれかの道を選ぶことで、
サーキットの循環に戻ることができます。

例えば、食べたい料理のあるお店に行ってみたけど、臨時休業だった…
そんなときでも、「別の日にまた来る」
「別のお店で同じ料理が食べられるところを探す」
「他の食べたいものを考える」
などで考えることが出来ますよね。


Why / Done|回らなくなったときのサポートツール

WCDが重くなったとき、
補助的に使える道具があります。

Why|自分の本質に迫る、「もう一つのW」

  • なぜ、それをしたいと思ったのか
  • なぜ今、それが気になっているのか
    など

Whyは、
Wantを深掘りして自分の願いの本質に近づくことで、
行動の軸を安定させたり、逆に選択肢を広げたりするための補助線です。

例えば、
「ケーキ屋さんになりたい」→「なぜ?」
→「甘いものが大好きで、甘いものを食べて嬉しそうな人の顔を見るのも好きだから」
→「…じゃあ、和菓子屋さんでも良くない?」
となれば、自分が選べる選択肢が増えたことになります。
「どちらに進もうと、自分の願いの本質は満たされる」
となれば、自分の軸も安定しますね。


Done|自分を正しく知り、本当の自信につなげる「もう一つのD」

WもCも出てこない、自分に何かできるような気がしない…
そんな時には

  • これまでにやってきたこと
  • 手に入れてきたもの
    など

行動が詰まったときに、
WやCを立て直すための材料として使います。

「冷蔵庫の中身を確認する」ように、
感情で評価せず、事実として丁寧に確認していくことで、
見落としていたもの、忘れていたものなどが改めて見えてきます。
「確実に答えが出る」作業の一つであると同時に、土台固めにもなります。

例えば
「何が食べたいかわからない」
「食べられそうなものも良くわからない」
そんなとき、冷蔵庫の中身をひとつずつ丁寧に確認していったら
「これなら食べられそうだ」というものが見つかったり、
「買ったことを忘れていた、食べたかったもの」を見つけたり、
「一つひとつは大したことないと思ったけど、
組み合わせたら美味しそうなものが出来る」
こともあるかもしれません。

何より、「冷蔵庫の中身を正確に知っている」ことは、
「何かを作りたいと思ったとき、お買い物に迷わない」ようになることです。

自分を過大評価も過小評価もせず正しく知り、行動するとき迷わない。
これが、「本当の自信」です。

何かが素晴らしくできる必要も、人と比べて秀でている必要もないんです。

実際にDoneをやってみたい方のために、
具体的な進め方をこちらにまとめています。


このブログとWCDサーキットの関係

WCDサーキットは、
自分の人生を自分で進めるための回路です。
このブログでは、たくさんのスキルを紹介しており、
それぞれが心を軽くしたり、前に進んだりする助けになります。 

WCDサーキットは、
それらのスキルを「いつ・どう使うか」を考えるための
ひとつの基準点にもなる存在です。 

困ったときに、ここへ戻ってきてください。
答えにつながるヒントが、きっと見えてきます。


今日の最小実践

今の自分について、

  • W:何をしてみたい?
  • C:どうすればできそう?
  • D:何を試してみる?

1行ずつで十分です。
それだけで、
サーキットは回り始めます。


おわりに

不安という暗闇そのものを、
完全になくすことはできません。

でも、
「自分はどうしたいか」という光に気づけば、
暗闇の中でも道は見えてきます。

WCDサーキットは、
その一歩一歩を支えるための道具。

焦らず、少しずつで大丈夫。
いつでも、どこからでも、
回し直せます。

WCDサーキットは、
このブログのどの記事を読むときにも使えます。
迷ったら、いつでもまたここへ戻ってきてください。


なんだか、自分がよくわからない

したいこと、できることをやってみても、
「自分の輪郭がまだぼんやりしている」と感じることがあります。
それは、答えが出ていないのではなく──

「まだ浮き上がっている途中」なのかもしれません。

同じことばかり考えてしまう

「WCDサーキットで考えてみよう」
「したいことや、できることから考えてみよう」

そう思うのに、いつもいつも、
同じことばかり考えてしまって苦しい…

そんなとき、もしかしたら
心のカメラが固定されてしまっているのかもしれません。



ここに灯した言葉を読んで、
もう少し火にあたっていこうと思われたら、こちらへ…

▶︎ 灯のそばで、ひと休みする

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