〜あなたの未来を、あなたが「取り戻していく」お話〜
はじめに
もし今、あなたが苦しさを抱えているなら。
「この状態から抜けたい」
「少しでも楽になりたい」
そう思って、このページを開いてくれたのだと思います。
まず最初に、ひとつだけお伝えしたいことがあります。
ここに書いてある話は、あなたを責めるためのものではありません。
今の苦しみを「あなたの性格」や「努力不足」のせいにするための文章でもありません。
それを前提に、少しだけ一緒に考えてみてください。
今つらいのは、自分のせい?
「幸せになる技術」や「考え方を変える方法」についてお話しすると、
ときどき、こんな言葉を聞くことがあります。
「じゃあ、今つらいのは私のせいなんですか?」
「私がダメだから苦しいんですか?」
そう感じてしまうのは、とても自然なことです。
なぜなら、たとえば
「あなたが認識の調整の技術を身につければ、今の苦しみは楽になります」
という言葉は、
「今の苦しみは、あなたの認識のせいです」
と聞こえてしまうことがあるからです。
もし、さまざまな話を聞く中で
「どこか釈然としない」
「責められているように感じる」
そんな違和感を覚えたとしたら、それは無理もありません。
ですが、今の苦しみが、あなただけの責任だということはありません。
苦しさの原因は、ほとんどが「外」から来る
人が「つらい」と感じるとき、その原因の多くは自分の外にあります。
病気、仕事のトラブル、人間関係、環境の変化……
これらはほとんどすべて、「自分以外の何か」によってもたらされます。
中には、
「自業自得では?」
と言われてしまうような状況もあるかもしれません。
けれどそれも、その人がそこに至るまでの背景──
生育環境や、置かれてきた状況──を無視して語ることはできないんです。
それでも「自分が」動くしかない理由
「原因が外にあるなら、
その原因を作った側が責任を取るべきでは?」
そう思うのは、とても自然な感覚です。
けれど、現実には──
「原因」たちは、あなたが望む形で責任を取ることができません。
病気や事故が、元通りの状態を返してくれることはありません。
あなたの心を傷つける相手が、
「責任を取って、あなたを元気にする」
こともできません。
慰謝料や補償が役に立つ場面はありますが、
それだけで心が元通りになるわけではないのです。
ここで大切なのは、
これは「我慢しろ」という話ではない、ということ。
「取り戻せる力が、あなたの側にある」という話です。
今つらいのは「障害や事故」のせい
必要なのは「リハビリ」
想像してみてください。
生まれつきの障害や、
自分に何の落ち度もない事故によって、
今、あなたは自分の足で歩くことができないとします。
それは、あなたの責任ではありません。
けれど、
「それでも歩けるようになりたい」
「自由を取り戻したい」
そう願って病院を訪れたとしたら──
医師は、こう言うでしょう。
「リハビリをすれば、きっと歩けるようになります」
そのとき、
「こんな体にした親が悪い」
「事故を起こした相手が悪い」
そう思う気持ちが湧いても不思議ではありません。
「なぜ、何も悪くない自分がこんなに辛い思いをさせられて、
さらに痛くて苦しいリハビリをしなければならないのか」
そう感じるのも当然です。
それでも──
自分の足で歩く自由を取り戻すためには、
自分の力でリハビリをするしかありません。
これは逆に言えば、
あなたの望む未来を、
あなた自身の力で取り戻せる
ということでもあります。
リハビリは、「強い人」のためのものではない
リハビリに励んでいる人を見ると、
「あの人は強いなぁ」
と思うことがあるかもしれません。
でも、リハビリは別に「強い人」のためのものではありません。
「元に戻りたい」
「自分の人生を、もう一度感じたい」
と願っている人
のためのものです。
ですから、他の誰でもない、あなたの望む未来を。
あなたの力で。
少しずつでいい。
休み休みでいい。
頑張るのがつらい日があってもいいし、
頑張りすぎて、少し後戻りしたように見える日があってもいい。
いいんです。
自分の望む未来を、
自分で諦めさえしなければ。
だって──
これは、リハビリなのですから。
「わかってるけど、できない…」
落ち込んでしまう必要はありません。
「単純」であっても、「簡単じゃない」のは当たり前ですし、
やる気は、出そうとして出るものでもないからです。
ここに灯した言葉を読んで、
もう少し火にあたっていこうと思われたら、こちらへ…
▶︎ 灯のそばで、ひと休みする

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