テミルカモアリ

〜経験値を積み上げて前に進むための、不思議な呪文〜

はじめに|「迷っても、止まらない」ために

人生には、不安や迷いがつきものです。
正解が見えないまま選択を迫られたり、失敗を恐れて一歩が重くなったり。

そんなときに役立つのが、不思議な呪文──
テミルカモアリです。

呪文と言っても、これは根性論でも自己暗示でもありません。
人の認識や言葉の使い方が行動や感情に与える影響を踏まえた、
「経験を確実に積み上げるための思考と言語の道具」です。

完璧を目指さなくてもいい。
迷いがあっても、前に進める。
そのためのシンプルな仕組みをお伝えします。


経験が「力」になる理由

行動を起こす前に、
「失敗したらどうしよう」「正解はどれだろう」と考えすぎると、
心も体も動きにくくなります。

一方で、
「少しだけ試してみる」と捉え直せたとき、
人は驚くほど動きやすくなります。

ここで重要なのが経験値という考え方です。

人生を一つの物語に例えるなら、
あなたは常に物語の主人公です。
主人公は、すべてを完璧にこなす存在ではありません。
選択し、試し、学び──
様々な経験を積み重ねて、成長していきます。

わかりやすくいえば、
「経験値を貯めてレベルアップしている」
というわけです。

ですから、
「レベルアップために、いろいろな経験をしてみる」
という視点に立ってみると、
「とにかく行動してみる」
ということがどれだけ重要かわかります。

ゲームの世界であれば、
敵を倒さなければ経験値は手に入りません。

でも現実の世界では、
「経験をすることそのものが経験」です。
つまり、
「どんな結果でも必ず経験値を手に入れることが出来る」
というわけです。


テミルカモアリとは何か

テミルカモアリは、次の二つの言葉で構成されています。

テミルカ|行動を「義務」から「試行」へ

何かをする行動の手前で、
語尾にテミルカを添えます。

  • やっテミルカ
  • 行っテミルカ
  • 受けテミルカ

この言い換えによって、脳の中で
行動は「達成しなければならない義務」ではなく、
「どこまでできるかを確かめる試行」へと変わります。

その結果、

  • 失敗への心理的ダメージが減る
  • 興味や意欲が保たれやすくなる
  • 過程への観察が増え、学びが増える

といった効果が生まれます。


モアリ|選択肢を閉じないための言葉

もう一つがモアリです。

  • それモアリ
  • そういう選択モアリ

この言葉は、
「正解は一つ」「他は間違い」という思考を緩めます。

選択肢を一つに固定してしまうと、
状況が変わったときに強いストレスが生じ、
得られるはずだった経験も失われがちです。

モアリを使うことで、
選択肢を並べて捉え、
その時点での最善を落ち着いて選び直す余地が生まれます。

結果として、

  • 行動の幅が広がる
  • 経験の価値を見失いにくくなる
  • 次の一手につながりやすくなる

という循環が生まれます。


経験そのものに価値を見出す

うまくいかなかった出来事を、
すぐに「失敗」と決めつけてしまうことは少なくありません。

しかし実際には、
思い通りでなかったという事実と、
経験としての価値は別のものです。

行動したことで得られた情報や感覚は、
次の選択の精度を高めます。

この「経験値」に価値を見出さない…
つまり、「経験値を捨ててしまう」状態になれば、
主人公のレベルアップは遠のいてしまいます。

経験に価値を認めることで、
人生の物語は力強く前に進み続けるのです。


WCDとの関係

テミルカモアリは、
WCDサーキットの思考循環を支える補助装置としても機能します。

  • Wを考えるときに、試しに思いつきを出せる
  • Cを検討するときに、選択肢を閉じない
  • Dを実行するときに、行動を軽く始められる

サーキットのどこにいても使える、
汎用性の高い言語ツールです。


今日の最小実践

今のあなたについて、次の一行を書いてみてください。

  • 何か一つ、やっテミルカと思えること
  • うまくいかなくても、それモアリと言える選択肢

一行で十分です。
それだけで、次の行動は現実に近づきます。


おわりに

不安を完全になくすことはできません。
それでも、
経験を積み重ねる回路を持っていれば、
迷いの中でも前に進めます。

テミルカモアリは、
人生の主人公として歩き続けるための合言葉です。

今日も一つ、
やっテミルカ。
それモアリ。

その積み重ねが、
あなたの物語を確実に前へ進めていきます。



ここに灯した言葉を読んで、
もう少し火にあたっていこうと思われたら、こちらへ…

▶︎ 灯のそばで、ひと休みする

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